「摂食障害が渡辺翔太さんに出会ってから治ったのでアイドルはすごい」という話

タイトル通りの話をしようと思っています。

 

摂食障害になってから私が廃人になるまで

私は高校1年生の時、1つ上の先輩のことを好きになりました。生まれて初めて告白しましたが振られました。しかし、振られた後に思わせぶりな態度を取られたり、詳しいことは省きますが色々ありました。今となれば「なぜあんな人を?」と笑えますが、あの時の自分はただただ恋をしていたので、友達にいくら「あんな人やめな」と言われてもやめることはできませんでした。そして、「なぜ自分の告白はダメだったのか」→「自分が可愛くないからか」→「痩せよう!!」と思い立ち、その日から私はダイエットを開始しました。当時、私は運動部に所属していたため、それなりにカロリーは消費しているはず。なら、摂取カロリーを減らせばすぐ痩せるんじゃない? という浅い考えで、私は夕食を抜くようになりました。体重計の数値が落ちていくのを見るのが快感で、次は朝食を抜くように。食べたものを入力するとカロリーが表示されるアプリを使っていたのですが、そのころの私の1日の摂取カロリーは平均して400~700キロカロリーでした。調べてみたところ、どうやら高校生女子は一日1400キロカロリー程度摂取しなければらしいので、大幅に足りていません。しかし、当時の私は「食べないだけでこんなに痩せるならダイエットなんて楽勝だ」と思っていました。そして、自分の中で目標にしていた42kgになったところで、好きな人を他校の文化祭に誘いました。結果はOKでした。その返事を聞いた私は、ダイエットのおかげだ!と本当に喜んだのを覚えています。その日のために、友達と一緒に着ていく服を選びに行ったり、コスメを買いに行ったりして備えていました。カレンダーに花丸マークを書いたりなんかもして。しかし、直前になって(、確か二日前くらいだったと思うんですが、)「ごめん、やっぱり行けないわ!笑」とツイッターで言われ、私は目の前が真っ暗になったような感覚になったんです。カレンダーにつけた印は真っ黒に塗りつぶしました。購入したスカートは返品しました。そうだよなあ、ダイエットなんかしたところで私はダメだよなあ、と自己嫌悪に浸る毎日が始まりました。今まで食べてこなかった反動なのか、ご飯をたくさん食べるようになりました。テレビなどでよく取り上げられているように、拒食→摂食の流れって、本当に止められないんです。お腹は満腹ではちきれそうだし、食べても全然美味しくないし、食べたくないのに、なぜか食べ物を口に入れる手を止められないんです。でも食べた後は「やってしまった」「太りたくない」という気持ちで、下剤を大量に飲んで無理やり体内から排出したり。食欲を抑制する海外のサプリメントを購入したり。同時にとある精神疾患を患ったりなんかもしました。高校3年生になって受験勉強に本腰を入れるようになってからはとにかく必死だったので、症状は比較的治まっていたように思います(不眠だけはあったかも)。しかし、私は受験に落ちてしまいました。某国公立大学を志望していたんですが、落ちてしまいました。絶対に妥協はしたくなかったので浪人をすることに決めたものの、家は経済的に余裕がなく、宅浪以外の選択肢はなし。今年の四月からバイトをしながら宅浪をしていたのですが、受験勉強に全精力を注ぎこんでいたためか、燃え尽きてしまったように、一切勉強ができない。一応机には向かっているものの、あまりに孤独すぎて、もはや自分がどの位置に居るのかわからなくなるんですよね。そして焦りだけが募って、私は再び食べ物を大量に食べるようになりました。今思うと、受験期は緊張とストレスで食事を摂らないことが多々あったので、それの反動でもあるのかなあと思います。もう正直、ああ、終わったな、と思いました。私はこのままニートになるんじゃないかとさえ思っていました。

 

そこに現れたのが!

4月にたまたまYoutubeジャニーズJr.チャンネルを見つけました。そしてそこでSnow Manを知り、まんまと好きになってしまいました

その中で。

これまで、私はどんな勉強法の本を見たり、好きな芸能人の自己啓発本を買ったとしても、「なるほどね~」と思う程度だったのですが、阿部亮平さんがカフェラテの動画で

youtu.be

「人生は白黒つけられないことばっかり。あんまり考えるなって」

という言葉だけは、なぜか「あ、確かに……」と自分の心にストンと落ちました。きっと、とても努力家で、勉強に対して真摯に取り組んできた阿部亮平くんが言ったからなのだろうと思います。そして、それから私は、あんなに燃え尽きていたはずの心に再び火が付き、勉強を再開できました。ここがまず、私からSnowManへの感謝ポイント①です。

そして、感謝ポイント②こそがブログタイトルの通り。私を3年以上苦しめていた過食症の方も、症状が治まってしまいました。私は渡辺翔太さんのことを好きになったのですが、彼はもともと綺麗なお顔立ちをしているにも関わらず、本当に美容に気を遣っている方なんですよね。「トマトが苦手なのにトマトジュースを飲んでいる」という話を聞いた時は、私もトマトジュースが苦手なので心底驚きましたし凄いと思いました。別に彼を好きになってからすぐに症状が治まったというわけではないんです。ただ、日に日に、いつものように過食のスイッチが入って何かを大量に食べているとき、「この姿、渡辺翔太に見られたら絶対引かれるな………」とふと脳内を横切るようになったんです。「あ、ダメだ」と、封を切りかけていた総菜パンを片すようになりました。今までは、本当にこんなことなかったんです。

 

長くなってしまいましたが、このブログを通して何が言いたいかというと、「摂食障害の人はアイドルを好きになれ!」ということではなく、「こういう病気で悩んでいる人が居る」ということ、そして「アイドルの存在は、本人が思っている以上に誰かを救っている」ということです。さすがにご本人がこのブログを読むことは無いでしょうが、私は本当に、ほんっっっとうに!、SnowMan渡辺翔太さんに救われましたし、人生を諦めずに済みました。これからも応援し続けます。